「自分が1日にどれくらいカロリーを消費しているのか」を知らないと、まともなダイエットは出来ません。
よって結果も出にくくなります。
ですので、自分が1日に消費するカロリーを知る事がダイエットの重要な1歩です。
1日の消費カロリーですが、
【基礎代謝量】+【生活の中で消費したカロリー】の合計になります。
いきなり難しいですよね
ですので、解説していきますね。
まず、
基礎代謝とはあなたが何もしなくても勝手に消費していくカロリーのことです。
心臓を動かしたり、息をしたり、生きていく上での最低限のエネルギーの事です。
大体の基礎代謝量は決まっていて、性別・年齢・体重ごとに参考値を載せた表が下の図です。
これは体重1kg当たりの数値ですので、この数値にあなたの体重を掛けると1日の基礎代謝が出ます。
例えば、年齢23歳 女性 体重55kgなら、
23.6 × 55 =1298kcalとなります。
これが基礎代謝量が分かります。
基礎代謝量は何もしなくても消費するカロリーですので、これに運動分を足さないといけません。
1個1個日々の生活で行った運動から計算する事は可能なのですが、ものすごく時間が掛かります。
ですので、一般的には生活活動強度というものを使っています。
簡単にいうと1日の生活の中でどれくらい運動をしたかというものです。
下の図が、生活活動強度の区分表です。
これで、大体どれくらいの生活活動強度があるかが分かります。
生活活動強度が分かれば、ようやく一日の消費カロリーが計算出来ます。
一度例を挙げてみますね。
例えば23歳で事務職をされているBさんという女性の場合。
(体重は55kg)
仕事内容はデスクワークが中心なので、生活活動強度はレベルⅠになります。
その横の基礎代謝量の倍数は1.3ですね。
23歳で体重55kgの女性の場合、基礎代謝量はさきほど計算したように1298kcalです。
この1298kcalに倍数の1.3を掛けます。
1298kcal × 1.3 = 1687kcal
つまり、Bさんの一日の消費カロリーは1687kcalという事になります。
もし、Bさんが、販売接客業であれば、生活活動強度がレベルⅡで倍数が1.5になるので、消費カロリーは1947kcalになります。
もしくは事務職でも、通勤時自転車+途歩で往復2時間以上とかなら販売職と同じようなカロリーになると思います。
このように事務職と販売職(接客業)では消費カロリーが大きく違います!
ですので、事務職と販売職の方では同じ食事をしていても、太りやすさが全然違います。
事務職の方は販売職の方よりもおにぎり2個分くらい消費カロリーが違います!
意外に知られていない事実です。
これが1日の消費カロリーの計算の仕方です。
そして、これが一番重要!!
1日の消費カロリーぴったりの食事カロリーなら、太りもしませんし、痩せもしません。
つまり現状維持です。
これで、基準となる1日の消費カロリーが分かったので、どれだけ食べても良いのかが分かるようになりましたね!
ここまで基礎知識ばかりで「つまらない」内容だったと思いますが、よく最後まで読んで頂きました
ありがとうございます!!